※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事
埼玉県川越市。歴史的な蔵造りの街並みや情緒ある路地裏に心が安らぐこの街で、「まち」と「人」と「暮らし」をつなぐキーパーソンとなっている人物こそ、建築設計事務所を率い、まちづくりや観光振興でも活躍する京野弘一さんです。
「地域社会の未来のために何ができるだろうか」――そう考える方は少なくありません。しかし、その実現の糸口はどこにあるのか…悩む人も多いのではないでしょうか。
この記事では、建築設計の現場から地域社会の課題解決まで歩み続ける京野弘一さんの仕事、想い、私自身の感想も交えてご紹介します。「地域に根差す経営者の力」とはどんなものか、きっと多くの方の気づきになるはずです。
「くらし」をカタチに。川越の設計事務所の代表という顔
まず最初にご紹介したいのは、京野弘一さんが代表を務める株式会社第一建築設計事務所での取り組みです。
川越市旭町3丁目に拠点を構えるこの設計事務所は「居住性と機能性を徹底的に追求」「クライアントの夢をカタチに」「感動できる空間を創造する」という3つの柱を大切にされています。一般住宅からマンション、オフィスビル、公共施設、医療機関、幼稚園―多岐にわたる建築の企画・設計・監理を手掛け、暮らしや地域の「これから」を支えています。
実際の実績は地元の信頼にもつながっているようで、口コミや比較サイトにも「対応がきめ細かい」「地域をよく知っている設計事務所」と高評価の声が目立ちます。
中でも印象的なのは、単に「設計図通りに建てる」だけでなく、現場で素材や空間の「質感」にまで配慮し、温もりある空間づくりにこだわっている点。「川越の風土・街並みと調和する住まい」「心地よさを第一に考える設計」に思わず納得するご家庭やオーナーが多いのだとか。
私が感じるのは、ビジネスとして建築や設計を提供するだけでなく、「地域社会の舞台づくり」を引き受けているというスタンスです。
設計事務所という仕事を通して、暮らし・子育て・地域経済、それぞれの“今とこれから”を一緒に描いていこうとする姿勢が伝わってきます。
建築だけにとどまらない「まちづくり」への情熱
京野弘一さんを調べていくと、建築家の枠には収まりきらない、地域貢献の顔が見えてきます。
注目したいのが、「一般社団法人DMO川越」の理事長としても活動されていること。DMO川越は、川越市の観光振興や地域活性化を推進する組織です。
理事長として、観光資源の発掘、観光客誘致の施策立案や実行を担い、地域の事業者や住民と手を携えながら街の経済と賑わいの構築に貢献。駅前や商店街の活性化施策、情報発信なども統括し、その存在は「川越の観光PRの顔」となっています。
またこの組織の運営には透明性や健全さが非常に重視されており、複数の理事や監事によるチェック体制で運営されています。その中で京野さんは、円滑なコミュニケーションや細やかな調整にも力を発揮し、住民・関係者にとって信頼できる旗振り役となっています。
特に印象的なのは、DMO川越のウェブサイト構築に際し、情報の「見やすさ」「分かりやすさ」を徹底的に意識されている点。問い合わせ対応やイベント情報の発信など、地域の声を聞きながら双方向のつながりを大切にする工夫に溢れています。建築家として、あるべき「場」や「空間」の設計感覚が、デジタル上にも活かされているように感じました。
地域の未来に「スポーツと文化」の息吹を
もうひとつ心惹かれたのが、川越発の新興プロサッカークラブ「COEDO KAWAGOE F.C」とのパートナーシップ。
このクラブは「100年以上続く地域に根ざしたクラブを作る」という壮大なビジョンを掲げて誕生した新しいプロジェクトで、将来的なJリーグ加入もいち早く目指しています。スポーツを単なる試合結果の追求ではなく、街の文化や誇り、地域住民の夢の土台にしようという理念に強く共感してのご協力なのだそうです。
実は京野さんご本人、30年前にも川越にプロスポーツクラブを呼ぼうと尽力された経験がありました。そのときの夢は叶いませんでしたが、「いつかまた」と思い続けてきたとのこと。COEDO KAWAGOE F.Cの設立を機にその夢が動き出したことを大きな喜びとして受けとめていらっしゃいます。
このように「地域への想い」や「挑戦する姿勢」が、〝設計士〟の仕事にとどまらず、スポーツや文化振興の分野でも表現されている姿勢が、とても素敵だと私は感じました。
夢や挑戦は一度で終わらない。クラブ代表の方からも「京野さんの地域への並々ならぬ情熱」を評価する言葉が寄せられており、その存在が地域協業のモデルケースとなっています。
教育・次世代へのまなざし――多摩美術大学での指導にも注目
さらに、京野弘一さんは多摩美術大学環境デザイン学科の非常勤講師としても活躍されています。ここでは、「日本のキレイ」プロジェクトという産学連携の取り組みにも深く関わられているのだとか。リンレイという清掃関連企業と大学が協力し、日本の「美しさ」や「清潔」といった文化の本質的価値を再発見する教育活動に、指導教員のひとりとして参加されています。
プロジェクトでは、学生一人ひとりの発想と論理の両方を大切に育て、単なる「形」としてのデザインではなく、その背景にある文化や心理まで掘り下げて考えることをサポート。
「質疑応答の練習は机上では難しいが、日々の議論を積み重ねることで学生たちは自分の言葉でしっかりと発表できた」――そう語る京野さんの言葉からは、教育者としての温かなまなざしと思考力への信頼が感じられます。
学問・教育の場でも、その人らしさ・個性・対話を大切にする指導が印象的です。将来を担う学生さんたちが地域の文化や美観を見つめ直し、新しい価値提案を実現していく現場――そうした未来への投資が、京野さんの活動にしっかり根付いているように思いました。
建築設計・地域づくり・スポーツ・教育…多方面に広がる貢献
ここまでを振り返っても、京野弘一さんは決して「一つの肩書」に収まる人物ではありません。
建築設計のプロフェッショナルとして、まちの空間や住まい、オフィス、公共施設を支える。
自治体や観光団体の旗振り役として、経済活性化や街のにぎわいづくりに取り組む。
新しいスポーツクラブの誕生や成長のためにも汗をかき、時に地域協業のモデルづくりを切り拓いていく。
未来を担う学生たちの教育・育成にも力を尽くし、その発想の芽を育てていく。
どの活動にも共通するのは、「地域社会への愛着とコミュニケーションの大切さ」だと私は感じます。目の前の人と丁寧に向き合う。その思いが、設計事務所での一軒一軒の対応、観光振興での丁寧な地域関係者対応、教育現場での学生との対話、スポーツの夢の実現を後押ししています。
私が「京野弘一」さんに感じたこと
情報を調べていて一番印象深かったのは、どの活動にも「地域に根差すこと」の強い思いが感じられる点でした。
例えば、建築設計の仕事でも「その土地の素材を活かし、川越らしい家づくりを」という姿勢が貫かれていました。観光振興やまちづくりの分野でも、「住んでいる人、働いている人、遊びに来る人、みんなの声に耳を傾ける」取り組みが続いています。
また、失敗にもくじけず「30年前に叶わなかったスポーツクラブの夢」を再び挑戦する姿や、若い世代の育成にも前向きな姿勢を見せているのは、私自身「時代や状況が変わっても信念を持って歩むことの大切さ」を再認識させてくれました。
建築設計、まちづくり、教育、スポーツと、どれも「地域社会に新しい息吹や希望をもたらしたい」という一貫した情熱が、京野弘一さんの魅力ではないでしょうか。
まとめ――「暮らし」と「街」を支える静かな熱意
京野弘一さんは、建築設計を通して地元の住まいや街並みを支え、観光振興やスポーツ、教育分野でも地域のために心を尽くす方でした。どの仕事・活動にも共通するのは「コミュニケーション」と「地域という舞台への愛着」。
私は京野弘一さんの取り組みから、「自分の住む街・働く地域をもっとよくしたい、という想いの積み重ねが未来をつくるのだ」と強く感じました。
「何かを変えたい」「地域のために役立ちたい」と考えたとき、まずは「目の前の誰か」と丁寧につながる――そのヒントがここにあるのではないでしょうか。
これからも、地域で新しい挑戦が生まれる。その背景には、京野弘一さんのように静かに熱意を持って歩み続ける人たちが必ずいるのだと確信しました。
※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事

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