※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事
地域の力で社会を支え、暮らしをよりよくしたい――そう願っても、「何から始めればいいの?」と悩む人は多いものです。インフラの維持や街の未来については、私たちの普段の生活とはつい縁遠く感じられるもの。しかし、そんな見えにくい場所で着実に活躍し、地域に根ざした仕事で信頼を集めている人物がいます。それが、北陸・石川県金沢市を本拠に建設コンサルタント事業を手がける、株式会社中央設計技術研究所(CSE)の代表取締役社長・西原秀幸さんです。
この記事では、「人の暮らし」と「地域社会」の未来をつなぐ西原秀幸さんの仕事ぶりと、彼自身のリーダーシップに迫ります。私自身、調べるほどに感じたのは「丁寧さ」と「現場への思い」。どんな地域であっても、誰にとっても当たり前の「安全」で「清潔」な生活基盤を守る、その手堅い姿勢にとても好感が持てました。
水と環境を支える堅実な技術士 ~中央設計技術研究所の顔、西原秀幸
日本のインフラ整備といえば大規模な道路や橋を想像しますが、私たちの身近な「安心の暮らし」を支えるのは、水道や下水道、そしてごみ処理や地域環境など、もっと生活に密接した分野です。
西原秀幸さんが代表を務める株式会社中央設計技術研究所(CSE)は、1947年創業から全国の上下水道、ごみ処理施設、環境保全、ITシステムに至るまで幅広く事業展開してきました。
2022年、創立75周年という大きな節目に代表取締役社長へ就いた西原さんは、社歴の重みと経験を受け継ぎながら「CSE2030年ビジョン」を策定。「地域創水で地方創生を」という力強いスローガンを掲げました。
印象的なのは、地方都市が直面する「人口減少」や「老朽インフラ」といった難問に正面から取り組んでいる点です。水道管路の補修・更新や、持続可能な下水道システム、廃棄物処理施設の再整備……一つひとつの仕事が、きっと普段は直接目にすることは少ないけれど、なくてはならないもの。その実働を長年担ってきたという実績に安心感を覚えます。
地元・石川県から全国へ――広がる責任と信用のネットワーク
CSEの本社は石川県金沢市ですが、北陸地方のみならず関東・東海・関西・九州・北海道・中国地方まで事業を展開。
その広さに、「まさに地域のインフラドクター」といった率直な感想を抱きました。各地の市町村や自治体、国の公共事業と関わることで、都市部だけでなく地方の暮らしも支えている点は素直にすごいと思います。
組織体制も特徴的で、「経営統括本部」「営業統括本部」「技術統括本部」など5つの本部で運営。多くの技術士有資格者が役員に名を連ねていることからも、企業としての専門的な体制と地域ごとの細やかな対応力が感じられます。
老朽インフラとどう向き合う?実例で分かる CSEの役割
例えば、全国的な課題となっている「古くなった水道管路の更新」。特に岐阜県でのデザインビルド方式による管路更新事業では、発注から設計、施工管理までトータルに関わりながら、現場の効率化と安全性を両立した事例が高く評価されています。
私も調べてみて改めて思ったのは、「水道って毎日使うわりに、本当に裏方の作業が多い」ということ。その裏方の課題一つひとつに、具体的なアイディアと手段できっちり応えている姿勢は信頼に値します。
さらに人口減少時代に合わせて、下水道事業の「共同化・広域化」も推進。複数の自治体がネットワークを組みながら、効率的で安定した運営に挑戦しているのだそうです。
デジタル活用とDXの推進――情報システムと現場力を融合
もう一つ私が感心したのは、「情報システム開発」にも力を入れているところ。
水道や廃棄物処理の現場データを見える化し、GIS(地理情報システム)や財政診断などを通じて運営や経営判断をより効率的かつ合理的にしています。こうしたデータ活用は、ただ目新しさを追うのではなく、「現場の安全と無駄のない運営」を実現するための土台だと感じます。
この取り組みにより、CSEは全国各地の公共事業体・企業から着実な信頼を獲得しています。公共インフラは一度つくったら終わりではなく、運用・更新が必要。システム面からも地域を下支えする手堅さが、地味だけどなくてはならない役割だと強く思いました。
地域貢献と企業評価――表彰実績が示す「誠実な仕事ぶり」
CSEはこれまで、厚生労働大臣や国土交通大臣などから何度も表彰。最近でも西原社長の社会インフラ分野での功績が認められ、国土交通大臣賞を受賞しています。これは「丁寧で堅実な仕事への評価」が形になったものと言えるでしょう。
また、品質、環境、情報セキュリティ、資産管理といった分野で国際基準の認証(ISO9001・ISO14001・ISO27001・ISO55001)も取得済み。こうした取り組みによって、単なる地元企業に留まらず、「誰から見ても安心できる会社」という確かな地位を積み重ねていると感じました。
関連企業・株式会社白山瀬波の代表も兼務――地域資源の活用にも尽力
西原さんはCSEの代表以外にも、グループ子会社「株式会社白山瀬波(はくさんせなみ)」でも代表を務めています。
この企業は石川県白山市でキャンプ場運営や特産品の開発・販売、地域イベントの企画実施など、観光とコミュニティ活性に積極的。近年では「いしかわキャンプフェスティバル」のような大規模イベントも主催し、多くの人を地域へ呼び込んでいます。
また、地元産業の発展・環境保全、教育支援や害獣駆除まで、地域の困りごとに多角的に寄り添っている点も評判です。地域住民との対話をこまめに行い、「現場の声に耳を傾ける」実直な姿勢が好印象。2025年には国土交通省主催「地域づくり表彰」で国土計画協会会長賞を受賞するなど、ひとつひとつの活動が具体的な評価へとつながっているのが印象的でした。
私自身、白山瀬波のSNSやウェブサイトを見てみると、地域の日常やイベント風景がとても温かみを持って伝えられていて、「この土地と一緒に歩んでいる会社なんだな」という安心感を持ちました。
西原秀幸さんの理念――「聞いて、観て、感じて」の実践者
西原社長の経営の根本には、「自分たちの仕事が、地域の今と未来をつくる」という強い自覚が感じられます。
決して派手なプロモーションをするわけではなく、「聞いて、観て、感じて」をモットーに、小さな声や現場の事実を拾い上げて地道に形にしていく。その丁寧さは、建設コンサルタントという職種が社会にじわじわと信用されてきた理由のように思えます。
社員への目配りも細やかで、ワークライフバランスや働きやすさ向上に関する認証(くるみん認定や男女共同参画など)も取得。社員一人ひとりのやりがいや誇りを大切にすることで、より良い会社づくり・社会づくりを進めている点も好感が持てました。
日常に溶け込む技術と想い―私が感じたCSE流「地域密着型経営スタイル」
調べて感じるのは、「とにかく目立たず、でもいつも現場にいる」ということ。水道をひねれば水が出る、ゴミ出しも問題なく終わる、そんな「当たり前の日々」を当たり前にする仕事への誇りが伝わってきます。
地元密着型の運営姿勢は、「派手さ」で勝負するタイプの経営者とは異なりますが、確実に地域社会を根本から支えている誠実な仕事ぶりが魅力ではないでしょうか。
「自分の会社の仕事が直接どこで誰に役立っているか」。それを誇れる職場の文化を育んでいるように、私は感じました。
今後への期待――静かな力強さで地域発展を
西原秀幸さん率いる中央設計技術研究所、そして白山瀬波グループの活動は、これからの少子高齢・人口減少社会においてますます重要になるはずです。インフラの維持や更新、地域産業の振興、住民サービスの向上など、地味だけど、絶対になくてはならない課題に正面から向き合い続ける会社と経営者。
私自身、この記事を書くなかで「少しでもこういう人が近くにいてくれるといいな」と心から思いましたし、「地域社会とともに歩む企業経営」を体現する好事例だと率直に感じました。
まとめ:地域の「安心」をつなぐ、静かなリーダー
生活の基本となるインフラを、地に足の着いた経営で支え続ける西原秀幸さん。その姿勢は、派手な脚光とは無縁かもしれませんが、地域の人々からの「ありがとう」が日々集まってくる存在ではないでしょうか。
今後も彼の手腕とチームワークで、「街の未来」を安心につなげる実直な活動が続くことを願います。
※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事

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