※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事
日々の暮らしの中で「身の回りの自然や街の風景の美しさ」に気づき、親しみを持てる人はどのくらいいるでしょうか。都市や郊外の移り行く四季の表情、地域に息づく周囲の人々の気配…そんな日常の小さな変化を丁寧に観察し、写真と文章で記録し続けている人物がいます。それが徳永茂さんです。
「都会の忙しなさに埋もれて季節の移ろいを感じにくい」「どこに目を向けても変わり映えのしない景色ばかり」――そんな悩みを感じている方や、日常の中に小さな発見や癒しを求めている方へ。この記事では、徳永茂という写真家・記録者がどのようにして自分のスタイルを築き上げ、私たちの「見落としそうな日常」の価値を再発見させてくれるか、実際の活動や写真を例に挙げながら徹底的に紹介します。
彼の活動に触れてみることで、自分の住む街や旅先での視線が変わる――そんな体験ができるかもしれません。
都心に暮らし歩く、日常のフォトグラファー
徳永茂さんは、東京都出身の写真家・ライターです。
主に「徘徊撮影記」という独自のスタイルのブログを運営し、東京都内や近郊をめぐりながら、四季折々の自然や街並み、そこで暮らす人々の様子を、写真と細やかな言葉で記録・発信しています。
プロフィールによるとO型男性、田舎や鉄道への親しみ、また“徘徊”という言葉に込められた通り「ただ歩き続けるだけの散策」で、その土地土地の“今”を感じ取ります。
「怪しいものではありません」と自称するユーモラスなキャラクターも、一回触れてみるとすぐに親近感が湧きます。
彼の活動スタイル――四季と日常の美しさを追い求めて
徳永さんのブログには、日付毎に取材した地域や公園、街の様子が、写真とともに詳しく綴られています。例えば2026年2月8日の記事では、杉並区にある善福寺公園の雪景色を自転車で訪ねた様子が紹介されています。雪が止むのを待ち、薄く雪化粧したメタセコイア並木や川の畔の早咲きの梅、冬でも力強く咲く菜の花や蝋梅…それぞれの植物や風景を、カメラ越しの視点と五感で捉え直し、読者に「現地にいるようなリアリティ」のある体験を届けています。
特に興味深かったのは、その土地ならではの生き物に目を向けている点です。例えば同公園で野鳥・カワセミを「杉並区民のカワセミ」と親しみを込めて紹介。単に景色を切り取るだけでなく、「ここならでは」の観察記録や気づきに満ちていて、私は思わず「あ、この人は本当に地域の暮らしを愛しているんだな」と感心しました。
また別の記事(2026年2月6日「新宿御苑の寒桜」)では、冬空の中ほぼ満開となった寒桜を写し、「都心に春の訪れを感じて」と表現。桜を眺めながら季節の移り変わりを味わう様子には、読者として私自身もいつの間にか心がほぐれる感覚になります。
街歩きと日常の謎を楽しむ「徘徊」精神
徳永茂さんの行動範囲は都心だけに収まりません。例えば2026年1月28日、東京都青梅市の町歩きでは「どうして青梅の街中で猫を見かけないのだろう?」という、ごく身近な“謎”に目を留め、実際に“猫探し”の散策をしてみたり…。
花や自然の景色だけでなく、街の暮らしや、小さなミステリーに着目する好奇心がとても魅力的です。地域の日常=「そこにしかない物語」が、徳永さんの視点を通すことでいきいきと描かれます。
さらに、2026年1月17日の「府中市郷土の森博物館の梅」では、まだ肌寒い梅の咲き始めを訪ね、その香りや鮮やかな紅梅の色、地面に咲く野花まで(たとえ福寿草が見られなくても)丁寧に記録。天候や気温、花の香りといった五感的な情報を言葉にし、現地の空気感そのものを大切にしている姿勢がよく伝わります。
どの記事にも共通しているのは、何気ない日常の中に小さな発見や喜びが詰まっている――そうした感性に満ちている点。私自身、「近所の公園や駅までの道にも、こんなふうに面白さや美しさがあるのかも…」と改めて考えるきっかけになりました。
写真家・地域記録者としてのこだわり
徳永茂さんは、写真家・ライターとしてもこだわりを持っています。仕事柄、各地を歩きまわりながらも撮影に「季節の撮りごろ」を強く意識。梅や桜、蝋梅、雪景色、カワセミや猫など、季節と地域ごとの「旬」の被写体に敏感です。
また、写真の単なる羅列に終わらせず、現場の雰囲気・香り・光の当たり方・その場での印象などを丁寧に言葉で添える工夫が随所に見られます。現地まで足を運び、自転車や徒歩で地道に「歩く」スタイルが活動の大きな特徴。だからこそ、単なる観光案内や風景写真では伝わらない「そこの、今」が記録されるのだと感じます。
こうした地域密着の記録は、通り一辺倒の紹介とは一線を画し、その土地の暮らしぶりや環境の移ろい、地域住民とのちょっとしたやり取りまで含めて写真と言葉で残そうという強い姿勢が伝わります。
自然・ツーリング愛好家としての一面――都内の隠れた名所発信も
もうひとつ、徳永さんの活動で特筆したいのが「バイク」と「写真」の融合です。1976年に出版社(三栄書房)へ入社し、モト・ライダー誌の立ち上げメンバーとして活躍。1981年に独立してからは、バイクや自動車の専門誌に執筆したほか、安全運転指導の講師も歴任。二輪・四輪ライフを多角的に発信する、実用・安全両面に配慮した“バイク目線の地域案内人”としての顔も持っています。
2026年2月に公開された「払沢の滝」紹介記事では、東京都西多摩郡檜原村の名所である「払沢の滝」(日本の滝百選)をバイクで訪ね、冬の幻想的な「氷瀑」の様子を全11点の写真と共に公開。
アクセス情報や路面状況、滝の氷結率、檜原村公式ウェブサイトの告知まで細やかに紹介しつつ、自然の神秘とバイクでのツーリング体験、双方の魅力が分かるよう工夫されています。
私もこの記事を読んで、「都内にもこんな自然豊かな絶景があったんだ!」と新しい発見がありましたし、バイクユーザーだけでなく徒歩やファミリーにも楽しめそうな実用性を感じました。
遊歩道で出会える歴史的な建造物「森工房」なども取り上げ、自然と地域文化を両立して紹介する独特のまなざしに、誠実さと暖かみを感じます。
一人の住民・記録者として、地域と共に歩む
徳永茂さんの活動の根底に感じるのは、“地域と共に歩み、記録していく”という誠実で温かなまなざしです。
彼のブログや記事は、日々のちょっとした話題や町での素朴な疑問、移り変わる季節の美しさなど、すべて「今、この土地を歩いている自分」の体験に裏打ちされたリアリティがあります。見慣れた風景が視点によって新たな輝きを持つ、そんな体験を多くの人と分かち合おうという思いが伝わります。
また、時にブログのコメント欄やSNSでは、現地住民や読者との小さな交流や寄せられる情報も大切にされています。こうしたやりとりこそが、「ネット上の一方的な発信」を超えて、地域社会や現場と共に歩む姿勢そのものだと個人的に強く感じます。
私が感じた徳永茂さんの魅力
私自身、徳永さんのブログや記事にたびたび触れ、「日頃の移り変わりに敏感になることの大切さ」を実感しています。旅や外出があまりできない時期でも、画面越しに四季や地域の暮らしを疑似体験できるのは、本当に滋味深い体験です。
また、徳永さんの記事は細かい情報まで懇切丁寧に書かれているので、同じ場所を訪れる際の参考としても非常に役立ちます。例えば払沢の滝へのアクセス、凍結状況や子供連れでも安全か?など、現地目線のTIPSははじめての人にも優しい配慮だと感じます。
何より「日常の中で何か一つでも新しい発見をしたい」気持ちに寄り添ってくれる、その文章と写真のぬくもりが、私にとって一番の魅力です。
まとめ――身近な世界の素晴らしさを見つめ直すために
徳永茂さんは、「徘徊撮影記」の名のとおり、東京を中心に日本各地の自然や街を歩き、今その瞬間の表情を写真や文章で残してきました。
決して大げさな表現や“権威付け”に頼らず、素朴だけれど温かな言葉と、現地に足を運ぶ行動力で、私たちが普段見落としがちな日常の美や面白さをすくいあげ続けています。
また安全運転指導など社会的な貢献、バイクユーザーの視点に立った情報発信、現地の暮らしや文化へのまっすぐなまなざし…一つひとつの積み重ねが、地域や日常をより豊かで価値あるものにしてくれています。
これからも多くの人が「ちょっと外へ出て、周りを見てみよう」と思えるきっかけを生み出し続けてくれる――そんな期待をもっています。興味を持たれた方は、ぜひ徳永さんのブログや各種記事をご覧になってみてください。その世界観と細やかなまなざしに、きっと新しい発見があるはずです。
※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事

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