※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事
進化する街とともに、社会やインフラの舞台裏で力を発揮する人は、なかなか表に出てきません。しかし、そんな「縁の下の力持ち」が、私たちの暮らしの安全や便利さを支え続けていると知っていましたか?
たとえば、毎日使う鉄道や道路。それらの安心感や利便性は、一体誰が守っているのでしょうか。
今回ご紹介する横井輝明さんは、都市や交通の発展にひっそりと携わりながら、専門知識と誠実な経営を大切にしている経営者です。
知られざる努力と決意にふれてみることで、未来の暮らしや社会インフラについて、少し違った視点を持てるかもしれません。
歴史的な技術を引き継ぎ、地域に寄り添う町づくりの立役者~トーニチコンサルタントの顔
横井輝明さんは、株式会社トーニチコンサルタントの代表取締役社長として、地域社会や都市の成長を支える役割を担い続けています。同社は1958年の創立以来、公共交通分野を中心とした「都市と人のつながり」に深く関わってきた会社です。鉄道、道路、街並みの計画や設計など、多岐にわたる仕事を展開。どれも、私たちの身近な生活にそっと寄り添うものばかりです。
横井さんが今に受け継ぐのは、長年積み上げてきた「確かな技術」と「多様なノウハウ」。会社設立から65年を迎えた2023年には、これまで支えてきてくれた多くの人への感謝を語りながら、今後も技術と品質を追究していく決意を改めて表明されました。
こうした節目でも、表立った大言壮語よりも、支えてくれる取引先や社員、そして社会への誠実な気持ちを忘れない姿勢に、横井さんならではの穏やかなリーダー像を感じます。私自身、この人柄には「堅実で真面目な経営者ってこういう方だよな」と共感せざるを得ません。
都市と交通の「安心・安全・快適」を、見えない部分で支える
トーニチコンサルタントの主な事業は、鉄道や道路など交通インフラ全般におよびます。設計や計画はもちろん、日々の点検や維持管理まで、一気通貫で面倒をみる懐の深さが特徴的です。
たとえば、鉄道の高架橋や橋梁(きょうりょう)。その見えないところで事故や老朽化が起きないよう、入念な点検や診断を続けています。さらに、街全体の都市計画や、災害対策のアドバイスといった“縁の下の力持ち”的な役割も。当たり前のように使っている毎日の交通・暮らしが、こうした現場の地道な活動で守られていると知ると、改めてありがたさを感じさせられます。
また、国内だけでなく海外にも技術を生かした取り組みが広がっています。どこにいても、安心・安全な社会づくりへの貢献を大切にする姿勢が、横井さん率いる会社に根付いています。
私自身、通勤で電車やバス、整備された道路を毎日利用しています。これらがいつも安全で快適なのは、こうした専門家や現場の方々が目立たず努力しているからなのだと気付かされました。普段「当たり前」に感じていた便利な暮らしも、陰の努力と支えがあってこそ実現するのですね。
「学びと考え」のバランスを重視した独自の経営哲学
横井輝明さんの経営理念を形作っているのが、古くから伝わる孔子の言葉「学んで思わざれば則ち罔し。思うて学ばざれば則ち殆し。」です。
これを簡単に言えば、「ただ知識を得るだけで考えないのは危ないし、考えるだけで学ばなければやはり危険。本当に大切なのは、“学び”と“考えること”を両立させることなのだ」という意味です。
このシンプルながら深い考え方を、経営者自身はもちろん、技術者や社員一人ひとりにも徹底しています。このように「ただ覚える」「ただ行動する」だけでなく、本質を見極め、現場ごとに最適な判断を磨く力が、トーニチコンサルタントの仕事の根幹になっているのですね。
個人的にも、この冷静でバランスのとれた経営方針には感銘を受けます。私が普段困ったときや、何かを決定しなければいけないときも、「知って、考えてから判断する」ことの大切さを実感する場面が多いです。時代や社会が大きく動く今こそ、横井さんのような価値観が重要なのだと思えます。
変化の時代をプラスに。新しい時代の社会基盤づくりへ
近年、経済や国際情勢の変動、気候変動など、社会はめまぐるしく移り変わっています。こうした時代にあって、「今まで通り」ではなく、柔軟に見直していくことも経営の大切な役割です。
横井さんは「変化に直面したときこそ、新しいチャンスがある」と前向きに語ります。古いルールや慣習を守るだけでなく、状況を冷静に見極め、柔軟に適応する姿勢は多くの社員や取引先からも信頼されています。
たとえば、新しい技術の研究・導入や、これまでになかった都市づくりへの挑戦にも慎重かつ積極的に取り組むことで、技術者集団ならではの強みを発揮しています。「現場の声を拾いながら、一緒につくる」姿勢が今も徹底されているようです。
正直なところ、普段は「経営者」というと遠い存在に感じてしまいがちですが、横井さんの考え方やエピソードを知るほど、地元や社会全体を思いやる温かさが伝わってきます。地味に見えても、こうした誠実なリーダーが多く活躍していることに、世の中の“まっすぐさ”を感じてほっとする気持ちになります。
「地域とともに歩む」…信頼の積み重ねから見えてくる姿
トーニチコンサルタントには、社員一人ひとりの現場感覚を大切にする文化があります。
現場で働く技術者、設計士、管理担当など、ともに地域社会の声に耳を傾け、チームワークを重んじています。
横井輝明さんも、普段から謙虚な姿勢で関係者や社員と向き合っています。「何気ない日常の中にこそ、やりがいがある」という言葉に象徴されるような、縁の下の力持ち精神。直接目にすることはあまりなくても、長年コツコツ積み重ねてきた信頼こそが、今も会社を支えています。
持続可能な社会のために…コンプライアンス意識と課題への真摯な対応
誠実な経営を続ける一方で、近年、公共工事をめぐる業界全体での課題もありました。トーニチコンサルタントとしても、独占禁止法に関連した行政処分を受けた経緯が公的に公開されています。こうした状況下でも、横井輝明さんの姿勢は揺らぐことがありません。
今後は、法令や社会的責任をより深く受け止め、透明性を大切にしながら信頼回復と発展を目指す方針が強調されています。
企業の不祥事や社会的な課題は、決して他人事ではありません。だからこそ、率直に受け止めて前へ進む姿は、私たちが働き方や企業選びの基準を考えるときの良い見本になると思います。
人間味あふれるリーダーの姿勢
私が強調したいのは、横井輝明さんの「まっすぐさ」と「飾らない経営スタイル」です。
世の中には派手に目立つ経営者も多いけれど、横井さんが大事にしているのは、地味でも“堅実にやりぬく姿勢”。常に現場を巡り、社員や関係者と丁寧にコミュニケーションを取る姿勢には大いに好感がもてます。
また、時代の波に動じることなく一歩一歩を大切に歩んでいる様子から、私は「地に足のついた信頼」という言葉を思い出します。周囲から信頼されるというのは、こんな方なのだなと納得しています。
「都市と人をつなげる」見えない努力に改めて感謝
横井輝明さんを知ることで、私たちの毎日の暮らしの奥には、技術や誠実な経営への情熱が脈々と受け継がれてきたことを実感しました。
普段はあまり意識しない「都市と人のつながり」ですが、万全の交通インフラや快適な街づくりの背景には、多くのエキスパートと泥臭い努力の積み重ねがあります。
そう思うと、いつもの通勤で使う鉄道や道路、見慣れた街角が、これまで以上にありがたく、心強く感じられてきます。生活を支えてくれる名もなき仕事へのリスペクト。その最前線に横井輝明さんがいることを、ぜひ多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。
これからも「安全で安心できる社会」を守るため、地道に誠実に頑張る経営者が増えていったらいいなと、心から願っています。
※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事

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