北哲弥は誰だ?40年同じ会社で歩み続ける堅実なリーダー~私の経営者名鑑が徹底紹介

※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事

転職時代を「貫く」北哲弥さんの生き方に学ぶ ~“いつか自分も良いリーダーになりたい”と願うあなたへ

長引く不景気や「VUCA」の時代、世の中を見渡すと常に変化が求められ、会社と自分の在り方を見直す機会が増えています。「自分はこのままでいいのか?」「同じ会社で頑張り続ける意味ってあるの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そんな時代だからこそ、約40年、一つの会社で地道にキャリアを積み重ね、今や大和リース株式会社の代表取締役社長へと上り詰めた北哲弥さんの歩みは、ひときわまぶしく輝いて見えます。
社内の多様な現場を経験し、現場に根差したリーダーとして実績と人望を重ねてきた彼の存在は、「派手さはなくとも、積み重ね続けることの意味や価値」を教えてくれるようです。
今回は、北哲弥さんの経歴や人柄、そして経営者としての取り組みなどを、できる限り平易に、読者目線でひも解いていきます。「安定」や「誠実な生き方」を模索している方こそ、ぜひ一度目を通してみてください。

大学時代に培われた人間力――趣味が仕事とつながる瞬間

北哲弥さんは兵庫県生まれで、地元の三田学園高等学校を卒業後、大阪経済大学に進学しました。大学では学業に打ち込みつつも、強引な運動部の勧誘を断りながら、気軽に誘われたスキューバダイビング同好会に所属。日本海や和歌山、沖縄の八重山諸島など、月に一度は海へ。春や夏の合宿では、本州からはるか離れた美しい南の島々でダイビングに没頭する、心豊かな学生生活を送りました。
私はこのエピソードに大いに引きつけられました。仕事だけではなく「学生時代にどんな小さな選択をしたか」「何を経験したか」――そんなひとつ一つが後の人生に響いてくることを、北さんの足取りは証明しています。彼は、ダイビングの実習で訪れた八重山諸島を、後年、実際のビジネス現場として再訪。学生時代の趣味が想像以上に仕事と重なる経験を重ねているのです。
社会に出てからも、大阪経済大学の同窓会活動に熱心に参加され、母校への感謝を忘れない姿勢も印象的でした。「現役学生には、多様な挑戦を」「リベラルアーツに触れてほしい」と後輩たちを応援し、実学と現実社会との「出会いと縁」を大切にされているのが伝わってきます。

40年間ひたむきに続けてきた「現場主義」~大和リースでの足跡

1984年、大学卒業と同時に大和工商リース株式会社(現・大和リース株式会社)へ入社。以来、約40年もの長い年月を一つの会社で過ごしてこられました。
着実にキャリアを積み上げ、「神戸支店長」「規格建築事業部副事業部長」など数々の要職を歴任。2011年には執行役員、2013年に取締役上席執行役員・規格建築事業部長へ昇進し、2015年からは取締役常務執行役員として重要な責任を担うようになりました。
特に目を引くのは、建築物の“規格化”を進める事業部のリーダーとして効率化やコスト削減、新商品の開発を通じ、会社の競争力の向上に広く貢献されてきた点です。また、2011年の東日本大震災の復興対応では約1年間現地に入り、仮設住宅の建設などに尽力するなど、「現場」を大切にし続けた実直な仕事ぶりが伺えます。
私自身、「裏方で着実に現場を鍛え、実績で評価される人」こそがチームにとって不可欠だと考えているので、北さんの地道な努力や経験の積み重ねには深い共感を覚えます。決して目立つタイプではなくとも、一つ一つの仕事が会社全体の信頼につながっていく―そんな堅実な歩み方に、勇気づけられる方もきっと多いでしょう。

人と人、地域と会社をつなぐ「縁」を大切にする経営姿勢

北哲弥さんが社長に就任したのは2021年。関西圏にルーツを持ち、大阪経済大学を母校に持つ同氏の就任は、会社の基礎となる「地域性」「同窓生ネットワーク」を意識させてくれるものです。先代の森田会長も同じ大学の卒業生、まさに「同窓生から同窓生へ」会社をバトンタッチした形となります。
その後も、母校である大阪経済大学の「大樟会」の運営部会長として在校生の就職支援、記念講演、寄付講座など多彩な取り組みに尽力。仕事を通じ、学生へのエールや社会に恩返しを続ける姿勢が印象的です。
また、「官民連携」の施設整備にも強く関わり、座間味村や八重山諸島など、学生時代親しんだ場所で地域社会に貢献できることを「人生の縁」と感じていらっしゃいます。
仕事と人生のつながり、「遊び心のある出会い」がそのままビジネスでのご縁となるエピソードが随所にあり、私自身も「一見無駄に見える経験も、後で必ず意味を持つ日がくる」と感じさせられました。

“働きがいのある会社”の実現に全力投球

北哲弥さんの経営者としてのもう一つの顔は、社員の幸福と働きがい向上に熱心であることです。大和リースでは、朝礼や研修、社内ビジョンブックによる企業理念の共有、社員向け各種奨励金(入学・出産祝いなど)の設置、男女問わず3歳まで取得できる育児休業など、家族やライフスタイルを大切にした独自の制度が多数あります。
また、部下の暮らしやワークライフバランスに理解ある「イクボス」宣言を行い、上司が積極的に働きやすい職場づくりを支援。社員同士が自由に集まって企画や交流を楽しむ小グループ活動「ラボ」、健康経営の一環としての漫才・落語イベントなど、会社を「人が集まり楽しく働く場」にしようという姿勢が随所に現れています。
私はこれまで「大手の建設会社は硬直的で上下関係が厳しい印象が強い」と思い込んでいましたが、大和リースのように社員の人生や家庭を大切にする会社も増えていることを実感。一人一人の幸せや楽しさが会社の価値となり、活気のある職場を生み出していると感じました。

社会貢献と柔軟さ――「時代に寄り添う」トップ像

北哲弥さんのもう一つの特徴は、環境や社会の課題を自社の経営に自然体で取り込んでいることです。コロナ禍以降は柔軟にリモートワーク導入や職場の機能見直しを重ね、従来のやり方に固執せず、時代が求める変化を受け入れる姿勢が感じられます。
また、東日本大震災の際には現地で仮設住宅の建設に取り組み、官民連携プロジェクトを推進しながら地域社会にも根強く関わっています。自社が成長するだけでなく、「会社は社会の公器」という創業者の思いを受け継ぎ、利益を超えた意義を日々追求しているように見受けられます。
私としては、「社会貢献」と「経営効率」を無理なく両立させている北さんの姿勢は、多くの働く人にとって大きなヒントになると感じます。大きな変化の時代だからこそ、一歩ずつ、誠実に、でも柔軟に対応できるリーダーの存在は貴重です。

「学生時代にこそ、多くの挑戦を」――若い世代への熱いメッセージ

北哲弥さんは、今も現役学生や若手社員へ惜しみなくエールを送り続けています。自身も「学生時代は学業だけでなく、趣味や出会い、多様な文化に触れることが仕事や人生の幅を広げた」と振り返り、「現役学生には、ぜひ自分の直感で多様なことに挑戦を」と語っています。
また、会社内にも大阪経済大学卒の社員が多いことを誇りに思い、彼らは「へこたれず諦めない精神」や「積極的な挑戦心」が強いと紹介。
「次世代に伝えたい」と語る姿勢は、私のような普通の社会人にも響きます。「今この時の経験はきっと将来の財産になる」――この考え方は、多くの人に勇気を与えてくれるのではないでしょうか。

まとめ:堅実な道を40年。人を思い続ける“ちから”こそが、会社と社会を支えている

つい派手な経営者や成功ストーリーばかりに目がいきがちな現代ですが、北哲弥さんの歩みは「変わらぬ地道さ」の美徳、そして「目の前の人と誠実に向き合う」ことの大切さを教えてくれていると感じます。
難しい経営理論やテクニックよりも、「小さな体験がつながり、縁が連なって大きな仕事になる」――その好例であり、北さんの温かい経営姿勢と言葉には、誰しもの背中をそっと支える力が宿っています。
この紹介記事を通して、読者の皆様にも「自分の道を少しずつ積み重ねていこう」という安心と意欲がじんわりと広がることを願っています。
※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事

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