※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事
「私たちの街は、どんな人たちがそのインフラや安心な暮らしを支えているのだろう?」
そう考えたとき、地域で信頼される企業や、その舵取りをする経営者の存在は大きな意味を持つものです。「信頼できるリーダー像」と聞いて、どんな人物がイメージされるでしょうか—落ち着いた判断と確かな実行力、その姿勢が社員にも地域にも浸透している——そんな経営者に出会えたら心強いですよね。
地域社会や暮らしを守る仕事は日々アップデートが求められる世界。たとえば、気候変動で自然災害が増えたり、古くなった公共設備の維持・修繕が欠かせなかったり。まさに「プロの目利き」が問われる分野です。
本稿で紹介したいのは、まさにその「信頼できる現場主義」と「時代の波にしなやかに応える姿勢」を持ち合わせている経営者、株式会社セピオ 代表取締役社長・片山恭平さんです。
岡山を拠点に全国展開を拡大中、その仕事ぶりや社風、私が感じた人柄の温かみまで、たっぷりとご紹介します。
事業の歴史に刻まれるバトンリレー ~創業から現在までの歩み~
1990年創業、岡山に本社を置く測量・建設コンサルタント「株式会社セピオ」。
当初は測量事務所としてたった200万円の資本金でスタートし、着実に「顧客や地域と共に歩む」という姿勢で信頼を築き上げてきました。支店・営業所を徐々に拡大し、建設・補償コンサルタント、一級建築士事務所など多角的な事業へと成長を遂げています。
片山恭平さんは2015年に先代・片山茂さんから代表取締役を受け継ぎました。
この「事業のバトンリレー」は単なる肩書きの継承ではありません。代替わりのタイミングで会社の歴史と技術、そして信頼という目に見えない財産をしっかりと受け止め、現代的な事業展開へと導く重要な役割でした。
理念として息づく「信頼」――経営方針と会社の空気感
片山さんの経営理念は、「信頼・成長・発展」という3本柱に集約されます。
これを具体的な行動に落とし込んでいるのが特徴です。単に「地域のため」と掲げるだけでなく、「本質を捉えた」プロジェクト推進を徹底。現場に根差し、地域や社会が本当に求める課題は何かを敏感にキャッチし、地に足の着いたソリューションへと練り上げています。
片山さんの「現場主義」は、社員の成長やお客様・地域社会との信頼関係を最優先する風土づくりにもつながっています。入社間もない若手からベテラン技術者までが意見を出しやすい雰囲気、技術の継承と挑戦が両立した社風が根付いています。私が印象的だと感じたのは、「現場に向き合い続けることで、答えは必ず現れる」という言葉。
毎日の積み重ねを大切にする姿勢は、多くの人に愛されるポイントでしょう。
地域密着から全国展開へ――会社の広がりと変化を支える力
セピオは岡山本社以外にも、東京(関東支社)、大阪、福岡、高松、広島など全国に拠点を広げ続けてきました。特に2021年からは新拠点の開設が相次ぎ、現場の声や新たな技術を吸収しながら、ふるさと岡山だけでなく日本各地のインフラづくりに力を注いでいます。
こうした事業拡大の原動力は、「従来の測量」にとどまらない柔軟な発想と変化を恐れない姿勢。ICTやAIなどの先進技術を積極的に取り入れ、防災や老朽インフラ更新、さらには脱炭素社会への動き(SDGs)にも着実に対応しています。
時代が求めるニーズに応えつつ、地域密着型の誠実なサービスを保つバランス感覚――
私はこの点に片山さんならではの真面目さと信頼感を強く感じます。
例えば、2020年代以降、各地で水害対策や老朽橋の耐震補強が重要な課題になっています。セピオはそうした行政や企業からの依頼に「計画・測量・設計・申請」と一貫対応できる体制を整え、地域の安全・安心に貢献。
「地元住民の『ありがとう』が最も大きな成果」という社員の声からも、会社の現場主義が実感できます。
多角化、そして人の成長――社員のやりがいと会社の将来
セピオは測量や図面作成だけでなく、建築設計監理や土地開発の申請、補償コンサル業務まで、幅広く事業領域を伸ばしています。住宅や店舗の設計監理も手がけており、地元の町医者さんや商店など、暮らしに密着した依頼が多いのも特徴です。
こうした幅広い事業の柱があるからこそ、社員一人ひとりが専門性と広い視野を身に付けられる環境があります。
会社として新技術の研修や資格取得支援にも注力しており、成長意欲の高い社員ほど「やりがい」と「安心」を感じられる仕組みが整っています。現場調査から住民説明会まで、多様な業務経験ができるため、若手にも大きなチャンスがあります。
片山さんが「信頼とは日々の積み重ね」と語る通り、小さな成功を確実に積んできた先に、会社の大きな成長がありました。
私自身は一般人で、経営の現場に立ったことはありませんが、「地味でもコツコツと頑張る真面目なリーダー」ほど身近な安心感を与えてくれる存在はいないな、と感じます。
持ち前の実直さが、変化の時代に安心をもたらす
会社の公式サイトの「社長挨拶」では、「社会の変化が速くなり、求められる役割も多様化している。そうした時代だからこそ、本質を見誤らず信頼に応える経営を求めていく」と語られていました。
一見、地道な“縁の下の力持ち”のようですが、だからこそ周囲の安心の輪が広がり、社員も地域も一緒に成長している様子が伝わってきます。
「何か特別なことをした経営者」――ではなく、期待に応え続けることで、じっくりと信頼が積み上がっていく。
私は、こうしたリーダー像がこれから先の時代で一層大切になっていくのではないかと思います。
また、「親子二代にわたるバトンリレー」の実直さも、多くの人の共感を集めるポイントだと思います。
地域密着型企業ならではの強み 「家族のような一体感」
伝統ある企業ながら新しい挑戦も厭わず、社員一人一人が現場で自分ごととして課題に取り組む雰囲気。
そうした点は、「大企業の一部」や「管理職によるトップダウン型」とはまた違った「家族のような一体感」が感じられます。
本社が岡山という地方都市に根を張っているからでしょうか、とても温かみのある会社という印象です。
「地元で育ち、地元で働き、地元に残る仕事をしている」——そんな社員の声がインタビュー記事などでも多く紹介され、町づくり、地域づくりに携わる誇りが感じられます。
時代に合わせて柔軟に進化――未来への取り組み
片山さんのもと、セピオは<ICTやAI導入>、<省エネや環境への配慮>、<自然災害対策>といった分野にも積極的にチャレンジしています。
また、「持続可能な発展(SDGs)」という新しい言葉や考え方も会社の中でしっかり共有されています。
ご高齢の方から若い世代まで、街に暮らす全ての人たちが安心して暮せるよう、目に見えにくい部分でも会社全体が日々努力している。
その姿勢こそ、片山さんやセピオが「地域に根差し、地域とともに歩む企業」であることの一番の証だと私は感じました。
まとめ:素顔のリーダー像と、これからの期待
片山恭平さんは、表舞台で大きな話題を集めることや、テレビの特集に出るタイプの経営者ではありません。
でも、お話やインタビュー記事に触れると、「着実で実直、社員と地域にとことん寄り添い、変化を前向きに受け止める頼もしさ」を強く感じます。
大きなトラブルや社会の激変の中、身近な場所で毎日あたり前のように仕事を続ける「普通のリーダー」——そこに、いかに多くの人々を支えてきた実績と信頼が積み重なっているかを改めて感じさせられました。
私自身、「会社の顔」としてこうした存在が日本各地にもっと増えたら、きっと暮らしや社会全体がより良くなっていくんだろうな、と思います。
※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事

コメント