※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事
- 今なぜ、「堀尚義」という人物に注目したいのか?日々のくらしと社会基盤を支える経営者の素顔に迫る
- 半世紀にわたり社業を支えた「頼もしさ」──東光コンサルタンツで積み重ねた姿勢と実直な仕事
- 「人」を大切に、「現場感覚」を生かした経営──社員想いの体制とグループ拡大の歩み
- 時代の変化にも柔軟に対応──IT化とヘルスケア・環境配慮へのシフト
- 地域社会や他業界とのつながり──東洋埠頭取締役やAftSoft代表としての顔
- 地道な歩みが評価につながる──信頼される企業体質の醸成
- 社会・人・技術、「三方よし」の経営へのこだわり
- 私が感じた「縁の下の力もち」経営者の魅力と、今後への期待
- まとめ──顔の見える「社会基盤」の在り方を教えてくれる経営者
今なぜ、「堀尚義」という人物に注目したいのか?日々のくらしと社会基盤を支える経営者の素顔に迫る
日々の暮らしの中で「あたりまえ」と思っている道路や橋、清潔な水道や安全な港…。そうした社会インフラは、誰かが陰で長く支え続けてきたからこそ、私たちの前に「当たり前」としてあるものです。けれど、その裏側でどんな人が、どんな想いで事業を伸ばしてきたのか、普段考えたことはありますか?
今回ご紹介するのは、そうしたインフラの「根幹」に関わってきた経営者、堀尚義(ほり なおよし)さん。知名度が決して高いわけではありませんが、地に足のついた経営と社会への丁寧な貢献で、確かな存在感を見せる人物です。この記事では、彼のキャリアや会社の歩み、経営姿勢から日常に息づく「縁の下の力もち」の仕事ぶりを丁寧に掘り下げてみることにしました。普段はなかなか意識しない土木・建設業界や地域貢献型の事業ですが、堀尚義さんの歩みを知ることは、未来の地域や社会のあり方を考えるきっかけにもなると感じたからです。ぜひ、最後までお付き合いください。
半世紀にわたり社業を支えた「頼もしさ」──東光コンサルタンツで積み重ねた姿勢と実直な仕事
堀尚義さんが長年にわたり経営の中核を担うのは、東京都豊島区東池袋に本拠を置く株式会社東光コンサルタンツ。1960年に設立された、港湾・道路・橋梁・上下水道・都市づくりなど多様な建設コンサルタント業務を手掛ける会社です。
堀さんのキャリアは1969年4月の東光コンサルタンツ入社からスタートしました。以来本社事業部、支店、現場とさまざまな経験を重ね、1992年には取締役就任、1998年からは代表取締役社長を務められています。
同社が手がけてきた事業には、有名なアルゼンチン・マルデル・プラタ港の調査模型実験や、東海北陸自動車道本谷橋の設計(この実績で土木学会田中賞を受賞)なども含まれ、国内外での実績は多岐にわたります。また、バブル崩壊後の1990年代に訪れた厳しい経営環境にも、社内イントラネットの早期導入・業務効率の徹底・社員の働き方改革(隔週週休2日制の導入など)で乗り越えてきたそうです。
私自身、会社の所在地や社会貢献のエピソードを調べるうちに、堀社長の「足場を固めながら時代の流れも見つめている」丁寧で地道な仕事ぶりが伝わってきました。土木や建設の分野は一見地味になりがちですが、こうした分野の経営者によって都市と人の生活は深く支えられているのだと、改めて感じます。
「人」を大切に、「現場感覚」を生かした経営──社員想いの体制とグループ拡大の歩み
堀尚義さんの経営の特徴は、何より「人を大切にする社風」。会社創業から数えて60年以上、社員一人ひとりが誇りを持って働ける環境づくりを意識してこられたようです。
例えば、他社に先駆けて労働組合を結成し社員の意見を吸い上げる場を作ったこと、社員のワークライフバランスを考えて隔週週休2日制を導入したこと、またITの発展期には積極的に情報システム部門を設立し、社内の業務電子化も推進してきました。
私はこうした「人への投資」を怠らない姿勢に、すごく共感します。会社と社員が一緒になって持続的な成長を目指す──当たり前のようで難しいことを、ぶれずに継続し続けている印象です。
近年はグループ企業「トーコー総研」の設立や積極的な本社移転・拠点展開などを進め、都内のみならず大阪や九州にも拠点を広げてきました。
また、「東光プラン2011」「東光プラン2017」といった数次の経営計画を打ち出し、土木学会デザイン賞最優秀賞、地球環境大賞審査員特別賞などの表彰にもつながっています。その受賞歴は、「技術だけではなく現場運営と組織力」も評価された証といえるでしょう。
時代の変化にも柔軟に対応──IT化とヘルスケア・環境配慮へのシフト
堀尚義さんの経営スタイルには、社会の変化・技術トレンドへの敏感なアンテナも感じられます。例えば、業界に先駆けたイントラネット導入や、業務システムの統合・電子化(建設業界では特に重要な流れ)など、技術面の効率化に躊躇なくチャレンジしてきた点が特徴的です。こうした積み重ねが、社員約195名規模の中堅ながら着実な業務拡大につながっているのだろうと感じました。
また、最近では感染症対策としてのテレワーク導入や、非接触型検温機器の設置など、社員の安全管理や新たな働き方への対応も素早く実践していることが分かりました。
印象的なのは「健康経営」の推進。社として「銀の認定」を取得しており、社員の健康や職場環境の向上にも力を入れているあたり、多くの会社のお手本になりそうだと感じています。
地域社会や他業界とのつながり──東洋埠頭取締役やAftSoft代表としての顔
堀尚義さんは東光コンサルタンツの代表だけでなく、茨城県に本社を置く東洋埠頭株式会社の取締役としても経験を積み重ねてきました。こちらは主に港湾関連の物流事業を手掛ける企業で、堀さんは2015年から2022年まで同社取締役を兼任。
また、地域活性化や多角的事業展開に取り組む株式会社AftSoft(岐阜県高山市の小規模IT&観光企業)でも代表取締役を務め、観光体験事業、ソフト開発、介護レクリエーション、伝統工芸品販売といった分野にも目を配ってきたそうです。
AftSoftでは「地域密着」「お客様ニーズへの対応」という理念を掲げ、観光資源を生かした体験プログラムや地元産品開発、また高齢化社会で重視されるレクリエーションサービスまで、自社だけでなく地域全体の発展に視野を広げて経営にあたってきました。
1人の経営者が複数の場所でこうした「現場感覚」に根ざした事業を同時に手がけていることは、非常に地道さと柔軟性を兼ね備えた姿勢のあらわれだと思います。私自身、「社会インフラ」や「観光・IT」がどうやって地域や人の生活に根づくのか、その結びつきを実感できた部分でした。
地道な歩みが評価につながる──信頼される企業体質の醸成
堀尚義さんが築き上げた組織は、建設コンサルタント業界や公共事業分野で着実に信頼と実績を積み重ねています。例えば、国土交通省、法務省、デジタル庁などの官公庁案件をはじめ、日本経済新聞・帝国データバンク・東京商工リサーチの主要な評価レポートにも掲載。
東京発の建設コンサルティング業者は100社以上あるなかで、東光コンサルタンツは「技術力」と「安定経営」が特徴的とされています。
また、有価証券報告書に長期的な在任期間が記載されており、安定した組織運営がなされている点も、多くの業界関係者から評価、信頼されている所以だと感じます。
社会・人・技術、「三方よし」の経営へのこだわり
ここまで堀尚義さんの経営姿勢を調べて気づいたのは、「社会(事業を社会の役に立てたい)」「人(社員や地域お客様を大切にしたい)」「技術(現場で使える力にこだわる)」という三つのバランスへの徹底した意識です。
例えば、環境保全・健康推進・IT化という「時代要請」だけでなく、長期的な事業計画や地域産業とのつながりも重視。ユーザーや自治体の困りごと・課題解決に寄り添い、細やかな提案を重ねる姿勢は、「一人ひとりの生活を守ることが最終ゴール」という強い気持ちから生まれているのだろうと私は感じます。
土木・建設といえば、どうしても「大きなスケール感」や「技術重視」のイメージが先行しがちですが、堀さんが見せるのは、「人の生活を豊かにするため」という根本的なテーマです。
ここに私は、堀尚義さんの経営における「誠意」と「やさしさ」を感じずにはいられません。
私が感じた「縁の下の力もち」経営者の魅力と、今後への期待
私は普段、派手なイノベーション型の経営者よりも、じっくり現場に根づいて責任を果たしてきた経営者の「やわらかな芯の強さ」にとても惹かれます。堀尚義さんの経歴・実績を知るほど、日常の社会インフラや地域社会の「当たり前」を守る努力がいかに価値あるものか、しみじみと考えさせられました。
また、事業を続けながら新分野へも着実に挑戦しているところ、例えば時流に合わせてIT化や地域活性に柔軟に動く様子にも、時代対応のしたたかさと現場的な確かさを感じます。
これからも堀尚義さんのような「縁の下の力持ち」的な経営者が社会を支え、一歩一歩「くらしの安心」を広げてくれることに、私は大いに期待しています。
まとめ──顔の見える「社会基盤」の在り方を教えてくれる経営者
社会の「根っこ」を支える経営者として、堀尚義さんが積み重ねてきた歩み、その誠実で着実な仕事は、今後も多くの人にとって「頼もしい存在」として映ることでしょう。
普段はなかなか目立ない「社会インフラ」の現場にもしっかりと光を当てる、その役割は今後ますます重要になるはずです。
私も、日常の小さな「安心」がどこから生まれるのか、これからも現場想いの経営者の歩みに注目し続けたいと思いました。
※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事

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