中原巖は誰だ?着実に積み重ねる現場主義の経営者~私の経営者名鑑が徹底紹介

※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事

「変化の時代に企業はどうあるべき?」“現場力”と“信頼”のために動き続ける経営のリーダー像

「建設業界」と聞いて、みなさんはどんなイメージを持たれるでしょうか?地味な現場作業や、大きなインフラの仕事など、華やかではないけれど社会に不可欠な役割を担う業界。けれど今、その世界も急速な変化や多様なニーズにさらされています。
「どうやって生き残るのか」「どうやって社会に貢献できるのか」を考えて行動してきた経営者がいます。それが、日本基礎技術株式会社 代表取締役社長の中原巖(なかはら いわお)さんです。長年現場で汗を流し、経営トップとしても指揮を執り続けてきたその姿から、現代の“強い会社”のあり方が見えてきます。

この記事では、私が調べて感銘を受けた「中原巖」さんの人物像や、現場主義の進め方、技術・組織づくりへの想いなどを、読みやすく解説していきます。
「地味な業界のトップって、何を考えているんだろう?」と気になる方こそ、ぜひこの紹介文にお付き合いください。

長年経験を重ねてきた 組織の屋台骨

日本基礎技術株式会社は、1953年の創業以来、土木・建設の基礎工事分野で力を発揮し続けてきた会社です。その中心にいるのが、中原巖さん。昭和26(1951)年生まれ、2024年で74歳。“社歴40年超”という文字通りの生き字引で、技術部門長から現場管理、そして取締役・支社長・執行役員・専務を歴任し、2007年から代表取締役社長の座に就きつづけています。

入社当初から「現場」を大事にしてきたという中原さん。重機部門や営業部門も経験するなかで、単純に“経営トップ=指示だけ出す人”ではなく、実際に現地に足を運び、技術者や顧客と顔を合わせてきました。
自らが体感した経験を“今の経営”にも生かしている、と感じます。

日本基礎技術は、「削孔(けずること)」と「注入」という基礎工事の技を核にして、多彩な現場ニーズに応じる形で発展してきました。例えば、ダムや橋、道路などの巨大工事から都市部の地盤対策、インフラの補修まで守備範囲は広い。
私自身、調べる前はこの工事の世界をほとんど知りませんでしたが、生活のあらゆるインフラを根元から支えている重要な仕事だと知るにつれ、敬意の気持ちが強まりました。

「信頼される会社」を目標に──誠実なメッセージが社風に宿る

中原巖さんは、就任直後から「社会から信頼され、社会に貢献できる企業」という明確な目標を打ち出しています。代表挨拶や社内外の発信でも、その言葉を強く意識されている印象です。
抽象的な“理念”ではなく、「現場で何を大切にするか」「どんな態度が社会の信頼を生むのか」といったことを自分の言葉で語れるところに説得力を感じます。

たとえば、環境分野への取り組み(汚染された土壌や地下水の改善、防災技術の強化など)、老朽インフラの補修・保全にも最新技術を積極的に投入し、日本基礎技術全体ですぐに技術力やノウハウを共有しています。
社長就任前後から、より「幅広い社会の課題解決」に向けて一歩を踏み出しており、専業の枠にとどまらない開かれた姿勢を持っているのが印象的です。

現場力を支える“チーム作り”へのこだわり

また、中原さんの経営スタイルで特筆すべきは、「現場・調査・技術・営業といった部門同士の緊密な連携」をとても重視している点です。縦割りの組織になりがちな企業のなかで、「本当に現場で役立つものを、ワンチームで作り上げる」という意識が徹底されています。

例えば、現場の課題に対しては調査・開発部門が即日協議し、営業も施工部門も情報を共有。社長自らが現場の声に耳を傾け、その声を経営にも反映する体制が整っています。こうした仕組みによって、最新ニーズへの柔軟な対応や、新技術の開発・迅速なサービス提供が可能となり、顧客満足度を高めていると考えられます。

社長として各部門をまとめる手腕はもちろん、長年の経験で培った「現場感覚」や、現場から上がるリアルな声を経営判断の軸に据える姿勢に、人柄の誠実さを感じます。

“時代に求められる技術”へのアプローチ──環境、防災、インフラ補修と多岐に展開

日本基礎技術が取り組んできた分野は実に多彩です。もともとため池の地盤改良から出発し、都市インフラ、ダム、地下鉄など公共事業の基礎を支えてきた同社ですが、近年は社会の要請に応じて事業領域をさらに拡大。

最先端の話題としては、土壌や地下水の保全、環境負荷の少ない施工技術、地震や大雨など自然災害への備えとなる防災技術などがあげられます。また、経年劣化した橋やトンネル等の“長寿命化”のための補修技術にも注力。
こうした「社会的課題への真面目な対応」は、技術一辺倒ではなく、実際の暮らしや安全のために役立つ姿勢が特徴的です。

特に印象に残ったのが、単独での技術開発だけでなく、他社・他分野との連携(アライアンス)も積極的に行っていること。社外とオープンに協力し、新たな価値づくりに挑む姿勢は、現場主義の“進化形”だと感じました。

情報公開・IT活用への前向きな姿勢と、組織としての誠実さ

私がオンラインで調べて「他の企業と違うな」と思ったのは、情報公開や現代的なIT技術の導入にも積極的な点です。
たとえば、公式ホームページでは、投資家情報(IR)、ニュース、カタログ類、事業所案内や採用情報まで見やすく掲載されており、最新のWeb技術も導入。ユーザー目線の使いやすさが伝わってきます。

企業の情報公開に消極的な会社も多い中、日本基礎技術は「透明性のある情報発信」で社外からの信頼を高めています。これは、中原社長の「社会の信頼が企業の最大の財産」という考えに根ざしているのだと感じます。

また、社員や若い世代の新しい力を生かそうと、社内外との積極的なコミュニケーションも重視されています。公式サイトやSNSを通じて、最新情報を発信し人材獲得にも活かされているようです。
「地味なイメージ」だった建設業界が、身近でオープンな世界に変わりつつある――そんな兆しを感じます。

企業統治(ガバナンス)・組織運営への配慮と品格

経営者としての“品格”もにじむ中原さんの特徴は、会社全体の統治構造にも表れています。外部取締役や監査役を招きながら、会議や意思決定の透明性を確保。役割ごとに明確な責任分担を設けることで、ワンマン経営に陥らず、バランスの取れた組織運営に配慮している印象です。

こうした体制は、風通しの良い“働きやすい会社”の雰囲気づくりともつながっているようです。「管理部門」「技術部門」が連携し、それぞれの専門性を持ち寄って会社を動かす。
社長一人がすべてを引っ張るのではなく、長年積み上げてきた組織の“総合力”で勝負するスタイルが実感できます。

幅広いグループ運営・海外展開と着実な歩み

中原巖さんは、日本基礎技術本体だけでなく、グループ会社の運営にも積極的に関わっています。たとえば、アメリカのJAFEC USAや、基礎工事や土壌対策分野のOKソイルなど複数の関連法人とも連携。
こうしたグループ経営の手綱を握ることで、国際化や幅広い対応力を強化している様子がうかがえます。

ただし、どんな派手な展開があるというよりも、着実に守備範囲を広げつつ、現場やお客様との信頼関係を大事にしている空気感が特徴的です。
「大手志向」や「スピード至上主義」とは異なる、独特の安定感・信頼感を持つ会社になっている印象で、「この会社なら、じっくり一緒に仕事をしたい」と思わせる力があります。

私が感じた「中原巖」さんの魅力——“地道な努力が未来を作る”ことの手本

正直なところ、調べるまでは中原巖さんのことも日本基礎技術さんのことも、ほとんど知りませんでした。でも、過去の華々しいエピソードや、派手な経営手腕よりも「一つ一つの現場を大事にし、あらゆる部門が連携し、誠実な対応で社会に応えていく」。
その着実な姿勢こそが、とても“信頼できるリーダー像”の手本だと感じます。

今の時代、どんなにIT化や効率化が進んでも、最終的に信頼されるのは「人」と「組織」、そして「地道な働き」なのではないでしょうか。中原社長のもとで磨かれた現場力やチームワークの文化は、これからの時代を生き抜く企業にとって、何よりも貴重な資産だと思いました。

こんな人におすすめ——「地道に積み重ねる経営」に共感するすべての方へ

この紹介記事を読んで、会社経営者新しい働き方を模索する人、「社会と会社の両立」を意識したい方はもちろん、業界を問わず一度は中原巖さんの取り組みや会社の考え方に触れてほしい、と感じます。

「現場第一主義」や「堅実な組織づくり」といった、表面には現れにくいけれど根本から会社を支えている考え方。「どこに力を入れるべきか」と日々迷う方も、ヒントを得られるはずです。

最後に

すぐれた経営者というと、どうしても「大きな発明」や「派手な事業拡大」が話題になります。でも、目の前の現場を丁寧に、コツコツと積み重ねて信頼を得るリーダーこそが、実は一番長く社会を支えているのだと気付かされました。

地味なようでいて、時代が求める「新しい会社・働き方」のモデルがここにある。私自身、これからも応援し続けたい経営者のひとりです。

※この記事は「私の経営者名鑑」の編集部へ寄せられた紹介記事

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